■第37回軽井沢セミナー報告 (07/01/2012）

　第37回軽井沢セミナーが2012年6月21日(木)〜6月24日(日)の日程で行われたました。その様子をご覧ください。

キーワード：省エネ、情報セキュリティー、人間工学、メカニズム
調査期間；2011年6月11日(月)〜6月20日(水)

テーマ；シュレッダー（一般家庭／オフィス）のデザイン
期　間：2010年6月21日(木)〜6月24日(日)

■ デザイン学科インダストリアルデザイン専攻によるセミナーは昼夜連続的に3泊4日の日程で行うもので参加学生のグループによる相互触発効果は大きく、学校内の演習授業では指導することの出来ないリーダーとしての能力、グループとしての自己確認、更に重要なデザインスキル等、実に多くのものを体得しています。
　昨年の東日本大震災以降、電力不足に対してどのように対応するか様々な分野で議論されています。このような社会状況を考えキーワードとして「省エネ」を核に設定し、併せて高度情報化社会の中での情報の取り扱いについて問題になっていることから「情報セキュリティー」を挙げました。
　テーマは軽井沢セミナーハウスに向かう当日の朝発表されます。今年はこ上記キーワードを踏まえ電気エネルギーを使用しない「シュレッダー」をテーマとし、人間工学及び内部機構の視点から様々な可能性を追求しました。
尚、今年度よりデザイン学科は学則改正により入学時でのコース制を無くし、統一（２年次以降コース選択）されましたので、一年生は希望者のみが参加。その結果一年生は35名となり､総勢約120名の参加となりました。

■事前調査マップの抜粋をご覧下さい。
　今年はキーワードからマインドマップを作成し、そこから出て来たコトやモノを更に深く調べ調査マップを作成しました。（以下,12チーム中の一部抜粋）

●キーワードを基にしたマインドマップー１

■軽井沢セミナー開催期間中の学生達の様子をご覧下さい。

●マインドマップから調査マップー１

●マインドマップから調査マップー２

●セミナー中盤。徐々に枚数を重ねて行く。

●描くスピードも、早くなって行く。

●OB,講師の先生からアドバイスを受ける学生。

●３日目･･･徐々に熱が入り床で描く学生も･･･（何故かパンダの被り物を…）


●スケッチ展開･･･そろそろ方向性確定


●いよいよ提出が間際･･･騒然となって来る。

●四日目の朝７時。全て出そろった全作品。

●提出後、全作品を審査する先生方

■表彰式・講評


●全作品を前に全員集合。これから各賞受賞者の発表。

●最優秀賞、片桐祥太（四年生）！

●最優秀賞・受賞の喜びを語る片桐君


●セミナー恒例のシーン・・・参加学生全員で全作品を見る。

●受賞者全員で記念撮影。受賞者の皆さんおめでとうございます！

★最優秀賞受賞の片桐君の言葉に「昨年まで一ポイントも取れなかったが、今年はそれを反省し明快に自分のデザインを伝える事に集中しました」とありました。
皆さん、今年の結果を反省し来年に向けて努力すれば一年生でもチャンスはあります。頑張りましょう！

●最優秀賞・片桐祥太（４年）

●優秀賞一席・内浦雄大（４年）

●優秀賞二席・廣井加奈（３年）

●優秀賞二席・駒崎掲（４年）

●優秀賞三席・榎本なつみ（３年）

●優秀賞三席・杉本大介（３年）

●優秀賞三席・栄エルム（３年）

以下、各賞受賞者は下記の通りです。
奨励賞：ソンタク（３年）
　　　　前田紗希（３年）　
　　　　長谷川香織（３年）
　　　　石橋大城（２年）
　　　　中島諒汰（２年）
努力賞：鈴木崇（４年）
スケッチ賞：小林亮太（３年）
グループ賞：Fグループ

★各画像は作品の一部のみを公開しております。
作品詳細は７月１６日（月）本学オープンキャンパスにてご覧下さい。