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コラム創造力の根っこ」VoL.14(05/31/2010)

                      鈴木淳平(株式会社ジェダイ代表)

「水はクリエーター、人智を超えた創造力」

 「一粒の雨」も水です。その水を好奇心と熱意で研究し発見した本で「感動」を、共有することができます。水ひとつとってみてもわれわれは知らないことが多いようです。科学万能と誰かが言ったこの現代で、世界中探してもこれほど単純で、見過ごしてきたものがあったとは驚きです。
盲点です。そして好奇心とひたむきな努力が生んだ奇跡だったのです。
科学に対するアプローチとパラダイムを見直す二十一世紀だと想わされます。
水の結晶を見たときの感激は数年たったいまでも凄いという以外ありません。
人工の創作物を超える自然の偉大さを水の創造によって思い知らされます。
普段、氣にしないであたりまえに接している「水」、環境問題、健康志向などで近頃は大流行りですが、良書を通り超し「水のバイブル」といっても過言でない本に魅せられました。
右の写真はどう見ても雪の結晶写真としてしか、最初は想えませんでした。
これが水の結晶だなんて、驚くばかりです。
水は一例として音楽を聴くと、結晶化する形を変えます。
曲によって形がみな違う写真を見て、正に水は生きていると実感しました。
水の驚くべき創作能力とイマジネーションの凄さに脱帽です。
 人間がこれと同じものを表現しようとしたならばどんなことになるのか想像するだけでも苦労を感じます。きっと根氣と幾何学的センスと時間を同時にもち合わせたとしても大変なことでしょう。パソコンを使えば写真のような六角のうち一角だけを作成し貼りあわせて修正すれば、ほぼ同じような図形を「模倣」できて時間を節約できるかもしれません。オリジナリティは別にして。
この水の結晶を研究し続けた江本勝著『水の「真」力』―心と体のウォーター・ヒーリング(講談社+α文庫刊、2008年4月20日第一刷発行)は数年前のものに加筆、改筆され再出版されました。
書店で発見した時にまた読まねばと衝動にかられ、最初に見たときと変わらぬ感動と、より理解しやすくなって、さらなる感動を味わい再認識しました。
「二〇〇八年四月現在では四〇ヶ国語にもわたる世界の国々の言葉で翻訳出版されるに至っています。」(同、P41)、ここ数年で日本よりも海外で有名になっている本です。
 著者は「常識で考えれば、水が情報を「見て」その性質を変えるなど、理解に苦しむことでしょう。ところが波動測定器で多くの実験をしてきた私は、そのような仮説を立てないと説明のつかないことがらにいくたびも遭遇してきたのです。」(同、P102)と語っているように、水には人間よりも素直に波動を感じ取る能力があると、クリエーターとしての水の純粋性を感じさせてくれます。
ミュージカル『マイ・フェア・レディ』の原作となったバーナード・ショーのギリシャ神話を題材にした『ピグマリオン』を思い出させてくれる言葉を著者は語っています。
「生命は関心を寄せられることで、より良い方向に進む力をえることができるのです。」(同、P134)と。
「人は褒められ期待されると望ましい方向へ進む」というピグマリオン効果を、人の代わりに水に置き換え、水も人と同じだったと言うことです。
むしろ人が水と同じだったと言うべきことです。
人間の身体の約70%は水で造られているからです。
「波動は水を変えるのです。
前向きな姿勢をとり、水に尊敬の気持ちを持って対話をすれば、まちがいなく水は変わります。」(同、P220)
この場合、水は人間の本質的な氣持ちひとつで良い波動と悪い波動を、感じとり変化するわけですから、水にたいしてはポジティブな氣持ちを、もう一歩進め紙に「愛・感謝」と書いて水に読めるようにペットボトルなどに貼り付けてあげると水は、その文字を読んで変化すると書いてあります。
それは「ルルドの奇跡」のようなものを感じさせてくれます。
好奇心旺盛な私は早速試してみました。
驚くより奇跡を体験しているようです。
ぜひ試してみてはいかがでしょう。
そのまえにこの本を読まれることをお薦めします。
もっと深い感動と学べることの多さにビックリすると思います。

水が自ら作り出す様々な結晶には人間の言葉ではない自然界の万物共通の言葉が秘められているのではないかとさえ想えるほどです。
天から降りてきた音楽(メロディ)と同じで、それは周波数を合わせて受信できるようになる人間と似ています。波動の成せる技です。
人間の身体の約70%が水で造られていることは、誰にでも独創的な創造をするチャンスがあるということです。自身の体内に良い波動の水を常に送り込み、循環させることを心がけることが大切だと理解できます。
それが出来るようになれば創造力の根っこは、生き生きとして多くの人を感動させる大きな成果を創造できるようになると、水が自らのさまざまな結晶を作ることで教えている氣がします。
水が自らをデザインできるように、人も自らをデザインできるのだと。
クリエーターである良い波動の水を体内に取り入れることで独創性ある創造力が脳内から泉のごとく湧き出る瞬間を味わえることでしょう。
そして水の人智を超えた能力により自然との融合を果たし「こと」「もの」を超え、共通言語を手に入れ、多くの魂を共鳴させられることになると感じます。
創造力の根っこから、良い波動の水を吸い上げるよう、ぜひ心がけましょう。

















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