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加藤均 (Eco Smart :代表)のカトキン・レポート- No.6(11/30/2008 )

「つづき未来研究所」活動について
                   加藤 均(S47年度卒)Eco Smart 代表

■「成田行き直行バス」が実現しました!

Eco Smart活動の中で、特定地域活動の重要性に気付き、横浜市都筑区に「つづき未来研究所」をバーチャルで開設した時に提案したものです。
提案:「既存バスターミナルの国際化→成田・羽田空港行き直行バスを!」

「提案のポイント」
港北ニュータウン(横浜市都筑区)の平均年齢は37歳と大変若く、忙しいビジネスマン(出張族)がたくさん住んでいます。 2本目の地下鉄開通で、通勤・新幹線出張が大変便利になりましたが「飛行機利用の出張や旅行には不便」との意見が出ていました。
港北ニュータウンから成田・羽田空港に行く時、近くの田園都市線たまプラーザ駅までタクシーで行き、直行バスに乗車する方が多いのですが、バスは港北ニュータウンを通過(また戻る)して高速道路に入りますから、「無駄な運行形態!」との意見も出ていました。
また、横浜駅バスターミナルからの成田行きバスも、地下鉄利用の場合、「ちょっと遠くて不便!」との意見もありました(特に広大な横浜駅は、大型バックを持って端から端までの移動となります)。

「提案内容は市民ニーズが高い!」
とEco Smart は判断し、ネットPRとは別に、地元商業施設会や議員さんにも直接PRしました・・・・・・・結果、昨年 「港北ニュータウンから羽田空港行き直行バス案を先行で」実現しました。・・・・・・なんと今年は「成田行き直行バス」も実現しました。
実現には、地元の商業施設会が中心になり署名活動が行われ、8000人を超える署名が短期間に集まりました。もちろん私も署名しました(笑)。
センター南商業施設会(藤原会長・金子事務局長)センター北商業施設会(皆川会長)が方々が活躍されました。また、前回の羽田行きは民主党の市議さん、今回は自民党の県議さんからの応援がありました。

今回の実現で「つづき未来研究所」設立時の5提案(6件)の内、3件が実現したことになります。通常、無名の小規模NPOは10案出して1案実現すれば成功!と言われていますから、打率は5割となり・・・・予想以上の好成績となりました。また、活動途中に運良く、都筑区NPO団体交流会=「『わ』創り連都筑」(岩室代表・福富事務局長)の活動にも参加させて頂き、多くの市民やボランティアの皆さんと活発な意見交換や適切な助言があり・・・結果として複数の「わ連提案」をまとめ・・・・・市役所側も熱心に提案を聞いて頂き・・・・・「実現&検討中!」という、うれしい結果となりました。

【今回の活動結果からみたポイント】
○1:地域住民にとって実現したい提案を、「市民・NPO・商業施設会・議員・市役所などが協力しあって推進していけば、実現度は高くなる!」・・・・が証明されました。
○2:地元活性化案は、「A:市から一定額の財政支出が必要」「B:ほとんど支出なし」の2種類あり、いずれも重要ですが、今回は「B:ほとんど支出なし」案がビジネスベースで先行実現したことに“意義”があると考えています。

※わ連の最新ニュースでは、横浜市に行政と民間が共に考えて創る、「共創推進事業本部」が出来たとの事、とても良いアイデアですね。

営業運行を了解してくれた東急バスさんありがとうございます(羽田は京急バスも運行)。
2バス停方式(緑区と都筑区)も良いアイデアですね、たくさん利用し、乗車率を上げ、運行本数をもっと増やしてもらいましょう(笑)。
これにより、「つづき未来研究所」 設立時の2目標(AタイプとBタイプ)の中で、「B:ほとんど支出なし」案が先行実現し、目標の50%が達成されました。しかも予定よりかなり早い時期に(ただし、複数の反省点あり)。

無名の小さなNPOが予想以上の大成功をおさめたのは、多数の方々の積極的な協力や、強力なご支援あっての結果でした。今回の成功もって「つづき未来研究所」 の活動は一旦休止とし、2009年度以降の展開は、来年度に検討していきます。2008.11.00

※センター南駅前バスターミナルに新設されたバス停。
駅から最も近い場所を選んだのは正解ですね。なにせ、重い大型バックを持参の方が多いですから(笑)





加藤均 (Eco Smart :代表)のカトキン・レポート- No.5(05/31/2008 )

「活動スタイルの見直し!」の中間報告
                   加藤 均(S47年度卒)Eco Smart 代表

■現状は!

「2008年度年目標」として「活動スタイルの見直し」を掲げました。その後、多数の方々より、好意的な感想、建設的提案を頂き、ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
また、「環境NPO=Eco Smart」の活動実績・基本的な考え方・「活動スタイルの見直し」などに賛同し、参加を希望された方々もあり、大変こころ強い展開となりましたが・・・・4か月以上にわたる意見交換の結果・・・・合意出来ませんでした。

最大の問題点は「2008年活動スタイルの見直し案」に、より具体的なコンセプト・活動目標などが少なく・・・・「多くの方々に誤解をまねきました」。また、「ある程度ラフでも行ける!」と勝手に思ってしまったのです。全て私(理事長)の100%責任の失敗です。お詫びを申しあげます。下記は説明不足ため、誤解の多かった内容です。

●「1:活動の基本」
「Eco Smart」は創立以来、非政治的なNPO団体(環境NPO)です。NPOの世界では、政治NPO団体もたくさん活躍しています。また、特定の政党や議員と連携し効果的な活動をしているNPO団体もたくさんあります。地元の「『わ創』連都筑」の参加団体も非政治的な団体です。マンションの理事と住民で活動した「駐車場委員会」もそうですし、前身の「パーキング100」もそうです。NPO団体によっては、議員の推薦や部分連携などがありますが・・・・・・。
NPO団体のメンバーも、普段は普通の市民ですから、選挙の時は自分なりに考えて特定の政党や議員に投票するでしょう。また、ある時は政治に関して個人的な意見を述べることもあるでしょう・・・・・・私も個人的に意見を述べることはありますが・・・・・・・・。

「活動スタイルの見直し」の最大ポイントは、「専用事務所and専任スタッフ構想=非政治NPO団体」でしたが・・・・・合意には至りませんでした。

※「NPO」の意味: 英語でノン・プロフィット・オーガナイゼーションと言います。訳しますと「民間非営利団体」。「官&公」は主に税金でまかなう制度で、財政難の時代は大変です。また「民&私」は主に営利企業ですから利益追求が主目的となり、社会的には良くても利益のために目をつぶることもあります。それに対して「NPO」は半公的な民間組織のため、利益にならなくとも社会のために、積極的に取組むことができます。
世界中のNPOの多くは市民&企業などの寄付で運営されてます 。

●「2:グループ活動」
「Eco Smart」は、創立以来「個人商店的な活動」でしたが限界を感じ・・・・見直し後の目標は、「個人商店的な活動→グループ活動へ」でした。

「個人商店的な活動」の場合、個人の自由裁量の幅がかなり広く、結構“勝手な意見”がたくさん言えます(笑)。余談ですが、個人として自由に意見を述べたい人は世の中には大変多く、インターネット上に、ブログ(日記型サイト)が大流行してます(簡単に開設できる)。

「グループ活動」= 「専用事務所and専任スタッフ構想」の場合、 「Eco Smart」の趣旨に賛同する方々を集めたとしても、参加ボランテアの意見もある程度聞いて方向性を決めます。また、無名でも多少の公共性が出てきます。活動スタイルや方向性に「Eco Smart」ならではの独自性が必要と考えていますが・・・・・あまりにも個性が強いと、普通のボランテアの方々は参加しにくくなり・・・・・“どの程度”の個性を発揮するか!・・・・・合意には至りませんでした。

●「3:パートナー」
「専用事務所and専任スタッフ構想」のため、若手を中心に募集を模索しました。また、 「活動スタイルの見直し」でも提案しましたが、「個人商店的な活動」では、活動レベルに限界を感じていたため、よきパートナーが必要!と考え・・・・・頼りになりそうな方の名前も複数出て大変喜びましたが・・・・・実現には至りませんでした。
また、どのNPO団体も奉仕が基本となり、ある程度のサーヒ゛ス精神が必要となります。

●「4:活動拠点」
「Eco Smart」は無名です(最近ちょっと有名らいしいのですが・・・・笑)。創立以来、ホームページ(インターネット上)での意見掲載が中心でしたので、たいした費用もかかりませんでした。このノウハウを生かせば地元横浜での開設は可能!と思いましたが・・・・それ以外の地域では、違うアイデアが必要となり・・・・合意には至りませんでした。

■「今後の活動」
現状の失敗をもとに・・・・・。「優先順位-1:つづき未来研究所の活動再開」「優先順位-2:Eco Smartの活動再開」と考えています。

○「つづき未来研究所」
もともと1回〜/月程度、週末を利用した活動だったため、比較的早い段階での再開が可能と思いますが・・・・・・個人生活の安定も重要なため、適切な時期を検討していきたいと思います。

○「Eco Smart」
今回、多数の方々に多大なる御迷惑をおかけしたしましたことを、深くお詫びすると同時に、活動を一時全面停止にしました。

※「専用事務所and専任スタッフ構想」自体は大変うれしい提案でした(有力NPO団体を目指す方はみな憧れる世界です)。

結論、第1回戦=敗退(失敗)。今回の反省点を生かしながら第2回戦へ・・・・・・ただ民間企業などの場合、業務命令方式で短時間解決が可能ですが、NPOは合意方式のため時間がかかりますので・・・・「2009年1月再スタート」を考えています。

今回は多くの賛同者・読者の皆様に多大なる期待を持たせながら・・・私(理事長)の経験不足から合意に至らず・・・・多大な御迷惑をおかけしたことを重ねて深くお詫びいたします。今後とも皆様のご支援をよろしくお願いします。2008.05.26



・環境NPO:Eco Smart(つづき未来研究所):加藤
・Eメール:yta114@yahoo.co.jp
・URL:http://ecosmart.web.infoseek.co.jp/e








加藤均 (Eco Smart :代表)のカトキン・レポート- No.4(01/31/2008)

●「2008年」活動スタイルの見直し!
     新年あけまして、
        おめでとうございます

■2007年を振り返って

●「地域活動-1」
「2007年目標:提案実現へ」は、結果として2案実現しました。大変喜んでいます(Eco Smartはボランテア活動のため限定貢献ですが・・・)。また、活動の中で、多数の市民やボランテア活動家と知り合えたのと同時に、意見交換しながら、一緒に汗をかいたことが、とても大きな財産となりました。具体的には「環境共生型立体駐車場」の完成と、「つづきから羽田行き直行バス」の実現です。

●「地域活動-2」
NPO団体の集まりである「『わ創』連都筑」に参加させて頂きました。おかげさまで、メンバーの皆様の情熱と適切なアドバイスで、「提言」までこぎつけました。ありがとうございました。具体的には「わ連2007年提案」としてまとめ、区の関係者の方々にPRする機会にも恵まれました。
ボランテア活動の拡大は、とても良い傾向と思います。ただ、各団体に一部類似内容があり、役割などを明快にすると、更に大きな効果が期待できそうです。

●「初期の提言」
最近まで全く知らなかったのですが、2004年に提案した5提案(ホームページの提言A・Bを参照)の中で、「Eco car of year賞の設立」は、全く同じ名前のものがあるのを知りました。ただ、中身は私の考えとやや違い・・・・・・
・・。
これに対して、やはり5提案の中で「Green Product大賞制度の設立」 は、某環境雑誌が主催した、ロハスデザイン大賞と目指した方向性が近いです。結果として、力のない「環境NPO=Eco Smart」は、実現させることはできませんでしたが、他の団体が実現してくれたことになります。Eco Smartはアイデアを公開してますので、全く問題はありません。「世の中の役にたてば良い!」との考えからです。

●「最新ニュース」
毎回、「最新ニュース」をまとめている理事長の“個人的な都合”もあり、今年は大変でした。ホームページを始めた頃、知名度ゼロの気楽さ、創設時の気分の高揚、書き手のアハ゛ウトな性格もあり、まさに「それゆけドンドン!」で、初年度はなんと16本も掲載しました。その後、友人の好意で大学の公式ホームページに掲載されたこともあり、読者が大きく増えました。ただ、大学のホームページだったため、読者の専門性が高く・・・・・・また、3年目ぐらいから急に読者のレベルが上がり・・・・・“単なる思いつき”では書けなくなってきました。テーマ選定、簡単な現地確認、関連資料の入手、専門知識、簡単なヒアリングなど・・・・学者の論文並となり・・・・・・ 6本まで減りました(書いてみればたいした内容ではありませんが・・・)。このようなことになるとは、全くの想定外と言えます。

●「大学の公式HP」
友人の好意により、私のレポートの専用コーナーを設けてくれた事に、とても驚いています。また、とても感謝しています。ただ、上記理由などにより、あまり多数のレポートを送れなかったことは反省材料となりました。

●「過去4年間を振りかって」
創立以来、意図的に拡大をめざさず、“個人商店的な活動”に徹してきました。その理由は2点あります。組織化による資金集めやマネジメント業務に多数の時間をさくことは、現役サラリーマンとして大きな負担となります。次に、設立企画時は代表になってくれる予定のパートナーがいて、相談しながら役割分担する予定でしたが、本人の都合で頓挫した経緯があります。まさに“片肺活動”です。結果、なるべく“身軽”にし、週末活動としました。少ない活動時間のわりには複数の提案が実現しました。その反面、反省も生まれました。
・一般的なNPOは、数回/年のイベント活動をしています。その中で、広く認知され、新人ボランテアが集まり、企業・自治体からの応援も可能になりますが、それが、なりませんでした。
・「最新ニュース」では、専門知識・活動力・知名度・国際性・調査力の不足を感じ・・・“個人商店的な活動”ではもはや限界です。ただ、「Eco Smart的良さ!」を守ることも必要なため“新活動スタイル”を模索することになりました。
・また、 “身軽な活動”のため、人材育成が置き去りになりました。結果、2008年からの“新活動スタイル”の中に人材育成も必要でしょう。(※「“新活動スタイル”の参考」→大変有名方々で恐縮ですが、民間企業を事例にすれば、Honda技研創業期の本田・藤沢コンビ、Sony創業期の井深・盛田コンビ。また、古代ローマのスキピオ、マニシッサ、レリウスのトリオもあります・・・・。これらの事例は、あくまで「複数のリーダーが相手の個性や得意技を生かしながら、巧みにカバーしあっていくスタイル」として参考にしてます。誤解のないようにお願いします)

■2008年の抱負!

●「環境NPO:Eco Smart+つづき未来研究所」→「2視点活動強化」へ。 
・1 「Eco Smart」 環境問題を中心に総合的に捉え、未来提案をしていく。
・2 「つづき未来研究所」 地域活性化を目標に現実的提案と実現活動をする。
上記の2視点をクロスさせながら、独創的な提案で世の人々から「役に立つ!」をめざします。

■1:「自力創造」が最大の強み!
■2: 小規模でも「国際レベル」を目指す!
■3:「Eco Smart流(わかりやすい)」は継続!
※ただし、若手育成も兼ねて「自由闊達なチーム活動」へ

・ボランテア募集の基本→考え方・スタイルに共感する方を募集。
・代表と事務局長の募集→役割分担and相談役で活動強化。
・専門ボランテアの募集→できれば専門知識やアイデア豊富な方。
・今までの活動経験を生かして、簡単なコンサルティング的な活動も考える。
・ネット中心でスタートし、将来はボランティア事務所の設立も考える。

「つづき未来研究所」は現場活動が多いため、活動で知り合ったボランティアの方々と相談しながら進めることを考えています。
「Eco Smart」はネットPR(不特定多数)のため・・・・・募集がとても大変ですが・・・・・・個人的なつながりで募集していきます。
ただ、専門ボランティアの方は広く募集することも考えています。目標、早ければ2月スタート・・・遅くとも4月スタートを目指しています。

上記の「考え方」で推進中です。読者のみなさま2008年もよろしくお願いします。