■増子瑞穂さんの「キャスター・マッシー通信」連載 - 14(11/30/2004)
「資格ある酒飲み」
いつも個人的なことばかり書いているマッシー通信ですが、今回は本当に個人的なことです。スミマセン!私、増子瑞穂、大のお酒好きです。どれくらい好きかと言うとワインのソムリエの資格を取得してしまうほどです。(正確に言うとアルコール関係の仕事に携わっていないため「ワインエキスパート」という名称ですが、ここではわかりやすくするため「ソムリエ」という言葉を使います。)そんな私の一年に一度の楽しみがやってきました。ボジョレーヌーボーの解禁日です。毎年11月の第3木曜日に解禁されます。
ご存じない方のために、ボジョレーヌーボーとはそもそもなんなのかと言いますと。。。
ボジョレーはフランス、ブルゴーニュ地方のボジョレー地区のこと。ヌーボーはフランス語で新しい。つまりボジョレー地区で作られる新酒のワインことです。すごくざっくり説明すると。難しいことは置いといて。。。一度飲んでみてください。クラッカーとかピザとかパスタとか、気軽なものとよく合います。休みの日に昼からダラダラするときにもいい。値段は空輸便で2000円前後とリーズナブルです。
これから船便も出回り始めるので、もっと安く手に入ると思います。
長く寝かせるタイプではなく、あくまで今年作られた新酒を楽しむタイプですから、出来れば年内に飲むことをオススメします。お正月もいいですね。
少しだけ難しいことを書きますと、ボジョレーヌーボーには2種類あります。
名前はそのままボジョレーヌーボーと、より限定された地域から作られたボジョレーヴィラージュヌーボーです。後者のヴィラージュ(VILLAGES)と書いてある方が果実がぎゅっと凝縮されている感じがして美味しいと思います。値段もだいたいプラス300円から500円くらいです。好みは人それぞれですので機会があったら飲み比べてみてください。
お酒のことばかり話してきましたが、なにか趣味の資格を持つって楽しいですよ。
資格があるからといって、仕事に即つながる訳でもないし、お給料が上がる訳でもない。ましてや国家資格と言う訳でもない。でも、楽しいのです。人生の楽しみの幅がぐんと広がります。
今考えると、学生の時に取る機会があった溶接免許、取得しておけばよかったなぁと思います。溶接免許持ってるキャスターなんてそうそういないですしね。
2004.11.29
増子瑞穂
●チーズにクラッカーにペペロンチーノにポテトサラダ、気軽に飲めるのがボジョレーヌーボーの魅力です。