■増子瑞穂さんの「キャスター・マッシー通信」連載 - 19(4/30/2005)
「新入生」
大変な一ヶ月でした。一ヶ月が一年のように思えます。
前回のマッシー通信でお話ししましたが、新年度から担当番組が変わりました。
総合テレビで放送中の(関東のみ)「こんにちはいっと6けん」という昼前の番組です。
あらゆることが初めてで、何がなんだか分からないうちに日々過ぎていきました。
でもそんな中でも放送に出なければならないし、制作もしていかなければなりません。
最初の頃は「ディレクター業務もするリポーター」と認識していたのですが、そうではなく「リポーター業務もするディレクター」と行った方が正解でした。
(違いをお判りいただけるでしょうか?)
実際に放送している時間というのは、まさに氷山の一角です。
ほんの、数分、数十分の放送時間に、相当な日数が費やされています。
以前はその数分、数十分の放送時間、加えてリハーサル、打ち合わせ、ロケなどにしか携わっていなかったのですが、新年度からは企画、構成、制作、取材と全くゼロのところから始まります。と、いうよりも自分が始めなければ、その放送は存在しないのです。なんだか、すごい仕事に就いてしまったなと他人事のように感じます。
モノ作りの大変さは、何でも同じですね。
何もない状態から作り上げていく厳しさをひしひしと感じています。
でも、これがきっと喜びに変わり快感に変わっていくことも予想できます。
そうなるまでは、まだまだしばらく時間がかかりそうですが・・・。
新入生の皆さん。
初めての場所、初めて出逢う人々、また初めての一人暮らしもあるかもしれませんね、
初めてだらけで頭がいっぱいになっているかもしれませんが、焦らず、ひとつひとつ学んでいきましょう。私も含めて。。。
ちなみに今、企画制作中の担当番組は5月10日、11日に放送予定です。
お時間のある方ご覧ください。
初めてのプレゼンテーションです。
2005.4.30
増子瑞穂