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増子瑞穂さんの「キャスター・マッシー通信」連載 - 29(2/28/2006)

「みんなありがとう。」

今回のマッシー通信のテーマはもちろん、これです。
卒業制作展。学生の皆さんには大変感謝しています。

先日IDの卒展をはじめ、女子美、造形の卒展を取材した番組を放送しました。15分程度の短い番組でしたが、それぞれの大学の特徴が出ていて、密度の濃い内容だったと思っています。
今回の企画の実現は偶然から始まりました。
2月18日に私の担当が割り振られていたこと、そしてIDの卒展がジャストこの日をまたぐようにして行われること。心の中でこの2つの事実が結びつきました。
これは運命だ!

ニチゲーを取材したい!IDの卒展をとりあげたい!
卒業から11年。先日はフォーラムという形で、そして今回は取材という形でIDに戻ってくることができました。デザイン棟の取り壊しにもギリギリ間に合い、教室の撮影も実現しました。教室の青いドアに懐かしさを感じた方も沢山いることでしょう。
今回の取材にあたって多くの学生のみなさんにご協力いただきました。撮影前にスケッチや写真や多くの資料を見せてもらいました。取材は、完成されたものよりも、その途中経過が貴重であることが多々あります。非常に参考になりました。(学生の皆さんもスケッチとかなるべく大事にとっておいてくださいね。)
時間の関係で江古田校舎しか取材できなかったのですが、所沢校舎にも撮影に行ければよかったなと、少し心残りです。そして放送した映像より、放送できなかった映像のほうがはるかに多くあります。すべてを放送できなかったことは、毎回のことではありますが、今回はとくに心残りです。取材、撮影に協力してくださった学生の皆さん、ごめんなさい。そしてありがとうございました。
いつか、さらに成長した皆さんのところに取材に行かせてください。

それにしてもいつの間にニチゲーのIDはこんなにレベルが高くなったのかしら?ホントに。卒業生として鼻が高い思いです。

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●最初の取材で衝撃を受けた作品。子供のためのダイエット玩具。

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●無事に卒展初日を迎えられてよかった。。。

2006,2,28
増子瑞穂