■増子瑞穂さんの「キャスター・マッシー通信」連載 - 30(3/30/2006)
花もダンゴも
桜が満開の季節になりました。
あいにくの強風続きで、お花見を前に散ってしまうのではないかとハラハラしています。
皆さんはもうお花見をされました?ごひいきにしている桜などありますか?
私はこの季節になると、石神井公園の桜を見に行きます。
長年、西武線沿線に住んでいるせいか、桜と言うと石神井公園という思いがあります。
大学の時に、大勢で酒盛りしたこともあったっけ。
桜と言えば、毎年のように今年は例年よりも○日早く開花しました、と言われていますね。
私が小学校の時は、桜=入学式でした。満開の桜の下、ピカピカのランドセルを背負って、少し興奮気味に胸を張って歩いたのを思い出します。
今の子供達は何を見ながら入学式を迎えているのでしょうね。
満開のツツジを横目に入学式というのが当たり前になる日も近いのかもしれません。
花もそうですが、食べ物も季節を感じにくくなってきました。
あらゆる食べ物が季節を問わず口にする事ができます。
それはそれで幸せなことなのかもそれないけれど、食べ物の旬を待つ楽しみが失われつつあるようにも感じます。
普段食べられないからこそ、その季節にしか食べられないものを心の底から「旨い!」とかみしめられるのではないでしょうか。
この週末、私は旨い筍を食べながら桜を眺めようともくろんでいます。
さて、日芸ももうすぐ入学式。
記憶に残る花やダンゴは何になるのでしょうか?
ビール、かな。飲み過ぎないようにお気をつけください。。。
●満開の桜越しに見ると職場も少しは華やかに見える、かな。
2006.3.30
増子瑞穂