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■増子瑞穂さんの「キャスター・マッシー通信」連載 - 36(10/30/2006)

「おっぱい」のチカラ

マッシー通信1ヶ月のお休みをいただきました。
これまで妊婦の目線で様々な出来事を報告してきましたが、9月17日、無事男の子を出産しました。沢山の方々に支えられ応援していただき、我が子に会う事ができました。ありがとうございました。

これまで何の気なしに使ってきた「産みの苦しみ」という言葉の意味をやっと理解した気がします。本当に痛くて辛くて苦しくて…。それでもおつりがいっぱいくるくらい「幸福」も得られました。
産後1か月があっという間にたちました。おっぱいをあげて、オムツをかえて、着替えさせて、お風呂に入れて。昨日は上手におっぱいを飲んでくれたのに、今日はグズグズ言って全然うまくいかない。同じ事をしていても日々違う。生活はいたってシンプルなのに毎日がびゅんびゅん過ぎて行きます。それでいてすごい充実感。不思議なものです。あらためて「おっぱい」の力って素晴らしいですね。私が飲んだり食べたりしたものが、血液になり、栄養になり、母乳となって赤ん坊が飲み、育っていく。なんの道具も調理も必要ないのに、体の中で完璧な栄養になる。人間ってよくできてるなと思います。

産まれてすぐは「おっぱい」はほとんどでません。それでも赤ん坊が吸ってその刺激によっておっぱいが出るようになってきます。母乳の生産量は赤ん坊が飲む量より少なくても、多くても駄目です。(多すぎるとおっぱいが腫れてしまい炎症を起こす事もあるそうです。)必要とする量=おっぱいの量でなければなりません。毎日毎日、赤ん坊が飲んで、体もおっぱいを作ろうと一生懸命で、段々需要と供給がイコールになって行きます。アナログではあるけれど「おっぱい」はどんな製品よりも優れているのではないかと思ったりします。

さて「おっぱい」以外にも、子育てをサポートしてくれる優秀なID製品がたくさんあります。このマッシー通信で随時紹介していきたいと思います。
母になった、マママッシー通信、これからもよろしくお願いします。それにしても寝不足です。。。

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●子供が生まれると全てが子供中心でまわりだします。かのコンテッサも授乳椅子になります。

2006.10.29
増子瑞穂