■増子瑞穂さんの「キャスター・マッシー通信」連載 - 127(02/07/2014)
「ふわふわちょうこくがやってきたぞ」
●ソファー、買いまし…!?
関東地方、突然の雷雨にひょうに、変な天気が続いています。マッシー通信で前回触れた、Appleのイベント「WWDC」
期待のiPhoneの発表は……ありませんでしたー!それもそうですよね。例年、このタイミングでiPhoneの次世代機の発表はありません。
わかっていましたとも、当然。(強がりです)。秋にはまたiPhone周りが賑やかになってくることでしょう。楽しみにします。
というわけで、今回は子どものいる住環境について。久しぶりにお家ネタです。
息子は小学二年生7歳に、娘は保育園年少4歳になりました。
過去のマッシー通信で、第一子妊娠しました!とか、無事男の子が産まれました!とか報告していたのに。はぁぁ、しみじみ。
少し前のこと、子どもが産まれてから初めてソファーを買いました。
無印などで販売されている大きなクッションは使っていましたが、※マッシー通信連載80「カタチのない椅子」
ソファー、といえるものがない生活が7年。ようやく念願のソファー購入です。といっても、ロータイプのもの。
三つのパーツからなるセパレートタイプで、レイアウトを変えられます。「座椅子」に近い感覚のソファーです。
だって子どもって。ソファーで、飛ぶんです、跳ねるんです。男の子ならなおさら。お兄ちゃんのいる女の子もしかり。
もちろん、危ない。それだけではない。ソファー内部のスプリングがバカになってしまうのです。
子どもって、ソファーのことトランポリンとしか思ってません。それがどんなに高級なソファーであろうとも。
そんな理由から、これまで購入を見送っていました。
ある程度成長してきて、言えば(だいたい)理解してくれる年齢になったこの頃。ようやく念願のソファーを購入。
安全で(落ちてケガしない)経済的で(こわされない)快適で(まぁ、妥協はしてますが)を兼ね備えたソファーを選びました。
これならばトランポリンになるまい。わはははは、子ども達よ、見たか大人の本気を!
と思ったのですが。やってきたソファーを見るなり子ども達、バラバラにしはじめました。まぁ、セパレートタイプですからね。
そして、ソファーを大きな積み木状態にしてのぼっている。基地に見立てて潜り込んでいる。
なんだろうこの既視感、と思ったら。かつて箱根彫刻の森美術館にこのような展示がありました。2010年頃です。
「ふわふわちょうこく」という名前がついていました。(今はもうないらしいです)
過去の写真を引っ張りだし見比べてみると、似てる。これは…、ふわふわ彫刻だ…。
トランポリンではなく、ふわふわ彫刻という形で、ソファーは子ども達の立派なおもちゃになりました。大人の本気、負けた…。
あぁ、これに寝そべってサッカーワールドカップを楽しもうと思ってたのに。(日本は敗退してしまいましたが)
ごろ寝の楽しみは子ども達が家にいないときだけです。スプリングが入っていない分、壊されることはないでしょう。生地が傷む程度で済むでしょう。
そうそう、以前使っていたビーズクッション。お天気のいい日に庭先に干していたところ、野良猫がのって昼寝したらしく。
その野良猫の匂いを嫌がった我が家の猫がクッションにオシッコをかけてしまい。ダブルの強烈な匂いがとれず、捨ててしまいました。
今回のソファーは外で干さないように気をつけます。
結論。子どもはなんとしてでも、ソファーを遊び道具にします。子どもが小さいうちは、ソファーは消耗品だと思ってください。
一生モノのソファーは子どもが独り立ちしてからの「お楽しみ」にしましょう。
追伸。これまで様々なお友達のお家のソファーで、うちの子ども達は飛び跳ねてきました。
お友達同士でキャッキャと楽しそうに。下から飛び乗る、ソファーの上で跳ねる、弾みをつけて飛ぶ…。
つい先日、お友達の家のソファーのスプリングが伸びきって、クッション部分を突き破らんとしている状況を目の当たりにしました。
そんな状況にいたらしめるまでに、うちの子ども達の仕業が手伝ったことも確か。本当にごめんなさい、ごめんなさいっ。
2014年6月30日
増子瑞穂
https://twitter.com/massykachan
関連コラム 連載80「カタチのない椅子」
http://www.nudn.net/maccy/080.html
●本当は、こんな形です。
●箱根彫刻の森美術館「ふわふわちょうこく」
●積み重ねたり、のぼったり。遊べるコーナーでした。
●まさにふわふわ彫刻。天日干しもラクです。