【NUDNメールマガジン】VOL.3----- 2001/12/4。
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目次
( 1)日芸ID-OBの声
( 2)日芸ID-OBの活動紹介
( 3)芸術祭の報告
( 4)NUBIC産学技術交流会の報告
( 5)芸術学部創立80周年記念式典およびシンポジュウムの報告
( 6)ID工場見学の報告
( 7)所沢市公開講座のお知らせ
( 8)その他、特別講議、入試情報等のお知らせ
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( 1)日芸ID-OBの声
■【NUDNメールマガジン】VOL.2を配信した後、OBからいろいろな声が聞かれました。
□ OBの声(1)
ID研からのメール頻度が高くなり、おお!日芸なんだよなあ、オレは!といった、忘れかけていたものがよみがえってきております。この繋がり感は、結構、会社人のビタミン剤になっているかも。(s49年度卒生)
□ OBの声(2)
2号見せていただきました。はい、たいへん役に立ちます。実はこのような先輩たちがいたのを初めて知りました。(^-^;)。OBの方の近況がよくわかって、刺激になりますね。いつか、何かプロジェクトやコラボレーションのようなものをOB共同で立ち上げられたらいいですね。(H元年度卒生)
□ OBの声(3)
いつもメイルで貴重な情報や興味深い講演会などの案内をいただき、誠にありがとうございます。たまには江古田にもお邪魔したいと思いつつも、なかなか都合がつきませんですっかりご無沙汰しております。(s63年度卒生)
□ OBの声(4)
ご無沙汰しています。身近に日芸を感じるようになりました。我が社では在籍人数11中4名までが日芸卒と見込みです。9月より2名ID出身者に仕事を見習い期間と言う事で3ヶ月、在籍してもらっています。二人とも韓国の人です。(s51年度卒生)
□ OBの声(5)
NUDN第2号ありがとうございました。大変参考になりました。お手数ですが、第1号も拝領できれば幸いです。(H元年度卒生)
★大変有り難いお言葉の数々、本当にありがとうございました。これからも内容をより充実していきたいと思います。何か色々お気付きの点があればお知らせください。
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( 2)日芸ID-OBの活動紹介
■中里 光さん(s49年度卒)が銀座で第1回個展を開催されました。
中里さんは本学卒業後、桜美林高校美術科専任教員として長く高校の美術・デザイン教育に携わり、本学IDコースにも優秀な学生を多く送り込んでこられました。昨年より念願であった絵画の勉強に取り組みたく、一時休職され多摩美術大学大学院・美術学科に入学され創作を続けてこられました。お時間がありましたら、是非会場を訪れて作品を御鑑賞下さい。
□中里 光 第1回個展 凝視=Gaze
会 場:Gallery 風
銀座7ー11ー10
ニュー銀座第一ビルB1F Tel/Fax:03-3574-6616
日 時:2001.12.1(土)〜13(木)
★今後はこのページを充実させていきたいと思い、何人かの方に寄稿をお願いしてしていましたが、皆様この時期非常にお忙しいようで現時点では届いておりません。(これも日芸的?)寄せられ次第掲載させていただきます。
尚、このページは読者からの投稿が基本だと思っておりますので、どんどん御自分の状況や周りの出来事等、自由に御寄せください。
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( 3)芸術祭の報告
■平成13年度芸術学部・芸術祭は11月2日(金)〜4日(日)に行われました。
今年は、中庭の特設ステージを学食前のドライエリア(通称クレーター)の中から立ち上げて作り正門方向に向けて様々な催し物が行なわれました。御案内しました講演やトークショー更には ID2年生作品展示テーマ:必要最小限のイス等の他、多くの催しは3日が雨天にも関わらず盛況でした。又、同期間行なわれた入試相談会=図書館4F閲覧室にも多くの高校生や父母が来場し、入試に関する丁寧な相談が行なわれました。
■11月3日は土曜日とあってID研究室にも多くのOBが訪れ、夕刻よりH6年度卒生からこの3月に卒業したOBまで約30数人,1年〜4年までの在校生10数人、更に非常勤の先生と研究室スタッフ数名が仙川通りにある割烹「たむら」に集まり、大宴会が行なわれ旧交を暖め、様々な情報交換等が行なわれました。その夜、会は2次会、3次会、、、と続いた様です。
★芸術祭を機にOBが集うのは嬉しい事です。各々の仕事や会社の事、先輩後輩が一つになって語りあう、、、。在校生がそれを聞いて、がんばろう!と思っています。今後も多くのOBに来て頂き在校生を交えて飲む会になって行けばと願っています。
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( 4)NUBIC産学技術交流会の報告
■11月20日(火)市ヶ谷の日本大学本部にて「NUBIC産学技術交流会」が行なわれました。当日は10学部と大学院の研究発表が行なわれ、芸術学部ではデザイン学科が発表しました。 (NUBIC産学技術交流会についてはVOL-2御参照の程)パネル発表は下記の通りです。
□プロダクトデザイン研究 次世代の生活製品・製品環境のデザイン
(教授 清水敏成 / 助教授 肥田不二夫)
□コミュ二ケーションデザインに於けるピクトグラムの開発
(教授 中島忠家)
□遊具の開発
(助教授 桑原淳司)
口頭によるプレゼンテーションでは下記の発表が行なわれました。(発表者:肥田)
□プロダクトデザイン研究 次世代の生活製品・製品環境のデザイン
(1)「新しい素材や技術から新製品の可能性を探るー新しい素材による製品化画」の研究事例として
研究テーマ:「高衛生性・衝撃吸収発砲体を利用した福祉介護用品の工業デザイン」の報告。
(2)「生活者,生活環境の変化・要求を捉えた製品の新製品の開発 」
の研究事例として研究テーマ:「金属プレス加工法を用いたケース類の開発」の報告。
*本発表において(2)の研究を産学共同プロジェクトとして行なった結果、幾つかの新技術が開発され、現在2件が特許出願中である事を報告致しました。
★最近の景気低迷からか、産業界からの出席者は前年度より減って来ておりました。
景気回復のためにもこのような産学技術交流がもっと活発に行なわれたいものです。
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( 5)芸術学部創立80周年記念式典およびシンポジュウムの報告
■11月24日(土)日本大学芸術学部創立80周年記念式典・祝賀会がホテルセンチュリーハイヤット東京(新宿)にて盛大に行なわれました。式典には日本大学総長をはじめ、東京芸大学長、多摩美術大学学長、武蔵野美術大学学長、ワシントン州立大学総長、北京広播学院院長、等々内外から芸術学部に所縁のある方々を招き行なわれました。又、祝賀会には芸術学部教職員一同他、多くの関係者が参加しアトラクションや歓談を愉しみ、全員で80周年を祝いました。
■11月25日(日)日本大学芸術学部創立80周年記念国際シンポジュウムが日本大学芸術学部江古田校舎中講堂にて行なわれました。(時間:13:00pm〜16:00pm)
テーマ:「芸術とIT」-----情報革命後の芸術は万能になれるか?
主 催:日本大学芸術学部
コーディネーター:荒俣宏/作家・日本大学芸術学部研究所教授
パネラー:曹 路 /北京広播学院新聞伝播学院教授
八木信忠/日本大学総合情報センター長・教授
横河 健/建築家・日本大学芸術学部研究所教授
松井龍哉/レジでントアーチスト&ロボットデザイナー
司 会:横川眞顕/日本大学芸術学部映画学科教授
先進アメリカでのITバブルの崩壊、我が国でも既に過去のものになりつつある。
今更、「芸術とIT」?という空気はパネラーにも・・・・・。
コデネーター荒俣氏がまず自ら映像をとうしたITの歴史を見せる事から始まるが、私共のOBである建築家、第一線で活躍する横河氏の作品クワハウス=建築学会賞の構想設計の苦心のプロセスは共感するものがあり興味深い。また、人型ロボットデザイナーとして時の人でもあるOB松井氏は、前回のID特講時と内容は重なるがロボット開発の苦労話と世界への戦略?を熱く語るものに触発されるものがある。
しかし、IT社会は我が国にとってもこれからが本番、重要なものとして生活の中にあらゆるカタチで浸透するものであろう。そして、ますます、人間的な情感、感性的発想が重要でもある・・・・。
小講堂はOBや学生、教員など数百人、満席となり盛会であった。
(コメント:清水教授)
★芸術学部は80歳。これから90歳、100歳とまだまだ輝き続けていきたいと思っています。皆様今後とも御協力下さいますようお願い申し上げます。
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( 6)ID工場見学の報告
■11月27〜28日にIDコース3年生の工場見学が行なわれました。
ID工場見学は20数年前より毎年行なわれているIDの重要な校外授業の1つです。今年度は11月27日(火)に富士重工株式会社(群馬県太田市)。11月28日(火)に三洋電機株式会社・東京製作所(群馬県邑楽郡大泉)及び三洋電機自販機株式会社(北足立郡吹上町)の見学を行ないました。
□富士重工株式会社
レガシイー、フォレスター等の生産ライン見学後、富士重工のデザインから生産に至るまでのプロセスの説明を受ける。会場にはインプレッサのレンダリングや1/4クレイモデルが展示され、本学OB中村君(H7年度卒)や高木君(H12年度卒)も同席し活発な質疑応答がなされ、学生にとっては大変良い勉強となりました。
□三洋電機株式会社・東京製作所及び三洋電機自販機株式会社
大泉工場にて2班に別れ冷蔵庫の生産ライン・半導体の生産ライン・大形空調設備機械の生産ラインを見学した後、吹上の三洋電機自販機株式会社に移動し本学OB斉藤さん(S51度卒)の自販機のデザインプロセスのプレゼンテーションを受ける。実際のモックアップや現物等を見せて頂くと同時に、デザイン戦略担当部長鈴木様(S40年度卒)をはじめ塩塚さん(S44年度卒)白根さん(S47年度卒)足立さん(S53年度卒)等の日芸OBの方々のご協力により、自販機開発においてデザインがどのように決定されるかが分かり非常に良い勉強になりました。今回の2企業見学は校外授業として、より以上の成果を得たものと喜んでおります。
★富士重工株式会社及び三洋電機株式会社の日芸ID-OBの皆様本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
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( 7)所沢市公開講座のお知らせ
■平成13年度所沢市公開講座は下記の日時で映画学科の企画で行なわれます。
■日本大学芸術学部創設80周年企画「インディペンデント映画を考える」全3回
□上映作品:「月」
講 師: 映画監督・君塚匠/田島良一教授
日 時:2001年12月1日(土)14:00〜17:00 (* 既に終了)
□上映作品:「独立少年合唱団」
講 師: 脚本家・青木研次/小笠原隆夫教授
日 時:2001年12月8日(土)14:00〜17:00
□上映作品:「この窓は君のもの」
講 師: 映画監督・古厩智之/ 宮沢誠一教授
日 時:2001年12月15日(土)14:00〜17:00
★会場及び申し込等詳細については所沢校舎教務課(042-993-2212)にお尋ね下さい。
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( 8)その他、特別講議、入試情報等のお知らせ
■ID特別講義予定。
□特別講義:「権利を通じて見るオリジナリティー(知的財産権法入門)」
講演者:秀和特許事務所 五味飛鳥 氏
日 時:2001年12月4日(火)16:30〜 江古田校舎
■入試情報
□11月17日(土)一般推薦/留学生・帰国子女入学試験が行なわれました。
デザイン学科では一般推薦入学試験に約50名、留学生・帰国子女入学試験に約30数名が応募致しました。この結果は年度末に正式に発表されます。
12月11日(火)は付属高校及び編入学試験です。すばらしい学生が受験する事を願っております。
■12月の大学及び研究室のその他の予定
□12月17日(月)〜22日(土)卒業試験週間
□12月23日(日) 冬期休暇開始
□12月28日(金) 大学御用納め
□ 1月 9日(水) 後期授業開始
★今年も後1ヶ月を切りました。忘年会等、いろいろ飲み会も増える事と存じますがOBの皆様くれぐれも御自愛下さいませ。
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以上が、【NUDNメールマガジン】VOL.3です。
このメールマガジンを同じく日芸ID-OBの皆様で御存じない方がいらっしゃると思います。御一読頂き興味を持っていただければより多くのOBの皆様に広げていきたいと存じますので、新たに送って頂きたい方のメールアドレス等をお知らせ下さい。同一企業にいらっしゃる方でどなたか日芸ID-OBのアドレスを一括してまとめてお知らせいただければありがたいと存じます。よろしくお願い致します。そろそろ、皆様の方で興味をもって頂く事柄が出てきたかと思いますが、、、いかがでしょうか?このメルマガの本来の主旨はそれをテーマに語り合い、お互いの意識を高めていく会(お酒を飲みながら)を設け色々語り合おう。と云うものです。
皆様の御意見、御感想、等いろいろお聞きしたいと思っておりますので、是非お知らせ下さいませ。
草々
平成13年12月4日
発信人:肥田不二夫
日本大学芸術学部デザイン学科
工業デザイン研究室 助教授
<koeda@art.nihon-u.ac.jp>
TEL/FAX:03-5995-8233
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