フューチャリスティック&ダイナミックがデザインの特徴。
エクステリアのスタイリングコンセプトは(フューチャリスティック&ダイナミック)です。
大胆にウェッジしたボディーの前進感とダイナミックにツイストした面変化による先進感が骨格の大きな特徴です。
そしてフロントグリルから一気にリアまで突き抜ける造形と軽快感あるサイドの切り欠きがよりその特徴を強調しています。
又LEDなどの先進技術を用いたヘッドライトやサブライトなどの灯体類、視認性を考慮したチューブ型RRコンビ等の機能を集約したRR周りの造形、概念にとらわれることなくデザインされたサイドミラーやアルミホイール等、ディテールにも気を使いました。
ご存知のようにこのモデルはコンセプトカーという位置付けですので量産車にはない未来的な技術の提案を盛り込んでいます。それはコンセプトカーの役割である未来への提案と新トレンドの訴求を求めた結果であります。
これらを遠くない未来という時間スケールを想定しデザインしました。
●後輩諸君へ
私がまだ子供の頃からシビックやアコードなど、ホンダ車は独創的なデザインに挑戦する企業でした。更にオデッセイのような車が登場してきたりして「車が人々の生活を変える力」に感動しました。子供ながらにホンダイズムにときめいたのです。そこで自分でホンダ車をデザインしたいという夢を持ち、日大芸術学部で美術を学び現在に至ります。デザイナーとしてCR−Zのスタイリングにホンダイズムをしっかりと込めたいと思いながらデザインしました。
常にお客様視点に立ち、期待される存在である為にHONDAに何が求められているのか。
私達一人一人がこの日々この気持ちを持ちながら毎日の業務に望んでいますがCR−Zのデザインも例外ではありません。
ハイブリットライトウェイトスポーツという車がお客様の求める新価値の一つであると願い今回のデザインプロポーザルを行いました。
後輩のみなさんもこの車にホンダイズムを感じてカーデザインの世界に魅力を感じて頂けたら幸せに思います。
●製品紹介はこちら
http://www.honda.co.jp/motorshow/auto/htmlver/index.html
●イベントの御案内
http://www.honda.co.jp/motorshow/auto/local/
以上 簡単ではありますが、私の仕事の紹介とさせていただきます。(森川さん:談)
本田技術研究所
4輪開発センター
デザイン1ブロック
森川鉄司
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