●こえだちゃんシリーズのお人形と家具。可愛いです。
あっという間の1年、2015年もまたクリスマスの季節が過ぎていきました。
子どもがいるとクリスマスはある種の緊張感がよぎります。とどこおりなく、ぬかりなくと…。 小学三年生の息子と保育園年長の娘にとって、サンタさんはいます。三年生にもなると、「サンタさんなんていないんだよぉ」という子もいますが、今のところ聞く耳を持たないらしい。誰がなんと言おうとサンタさんはいる。今年もクリスマスが近づくとソワソワソワソワ。
保育園児の下の子は女の子ということもあってか、成長が早い。言われもしないのに、いっちょまえにサンタさんに手紙を書いています。「さんたさんへ ○○のおにんぎょうがほしい」多分保育園でサンタさんへの手紙を友達同士書きっこしているのでしょう。○○は美少女戦士ものです。でもサンタさんへの手紙って欲しい物を要求するものではないんだけどなぁ。
母としては、娘へのクリスマスプレゼントは、前回のクリスマスや誕生日プレゼントのこえだちゃんシリーズだったらいいなと考えていました。1977年から発売されているタカラトミーの長寿おもちゃ「こえだちゃん」シリーズ。私も子どもの頃よく遊びました。
それでも娘の希望を叶えてあげたい気持ちもあり。にしても○○のお人形なんで見た事ない。どこに売ってるんだか。
探したところ大型家電量販店にありました。でも、お人形というか、フィギュア、ですね。
しかも記載されている対象年齢は二桁。娘の年よりもはるかに上。うーん。
よくおもちゃには「対象年齢3歳以上」と書かれています。これは小さな子どもがおもちゃを口に入れて窒息してしまう事故を防ぐため。子どもの口に入る小さな部品を使っているので、絶対に与えてはなりません。
娘はもう口に中におもちゃを入れる月齢ではないし、これ以外に○○のお人形らしき物は見当たらないし。母は、いえサンタさんは意を決してこのフィギュアをプレゼントに選びました。
24日の夜、毎年のようにサンタさんへのクッキーとミルクを用意し、迎えた25日の朝。子供部屋に置かれた赤い包み紙の箱が二つ。歓喜の子どもたち。ひとまずよかった。朝まで寝てしまうところだっ…いえ、サンタさん来てくれてありがとうございます。
息子は例年と同じ、プラレールシリーズ。ここ数年ブレない。とてもうれしそう。
娘は、初めて手にする○○のお人形、というかフィギュア。嬉しいような驚いているような。綺麗、可愛い、けど、ドキドキする、壊れそう。あまりにも繊細に作られています。
遊んでいる最中も母は気が気じゃない。そっとね。優しくね。と声をかけ続けました。
そしてプレゼントをもらったその日、決して乱暴に扱っているわけではなかったけど、手首の接続部分が少し欠けてしまいました。
やはり5歳の娘にはまだ早かった。あぁ、脱力…。
一番かわいそうなのは娘です。サンタさんからのプレゼントなのに。がっかりしてます。
母サンタは考えなおしました。
26日の朝、娘の机に再び赤い包み紙。包みを開くと、こえだちゃんシリーズのお人形。
「実は○○のお人形はお母さんへのクリスマスプレゼントで、娘へのプレゼントは置き忘れてしまって、サンタさん次の日にまたやってきた」。
ということにしました。慌てん坊のサンタクロースならぬ、うっかりもののサンタクロースにしてしまいました。サンタさん、ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!!ごめんなさいっ!!!でも、娘はとても喜んでいました。思う存分遊んでいます。あぁ、よかった。
やはりおもちゃの対象年齢って大切です。その年齢の遊び方にあったおもちゃを提案しています。今はまだ、娘も息子もおもちゃを手で触って、想像しながら動かして遊ぶのが大切な年齢。目で見て楽しむ、愛でる、という遊び方はまだまだ先ですね。
○○のお人形は、治して母サンタが愛でています。
クリスマスのしっぱい、ですが、母サンタもとても大きなことを学びました。
マッシー通信、2016年もどうぞよろしくお願いします。
「プラレール」と「こえだちゃん」シリーズを展開している、タカラトミー。
年明けに一般の人も参加できるおもちゃの開発イベントが行われます。これは面白そう。
どんなおもちゃが開発されるのか楽しみです。
www.takaratomy.co.jp/event/toyhack2015/
増子瑞穂
2015年12月31日
twitter.com/massykachan
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