9月下旬、埼玉県の所沢駅近くに「エミテラス所沢」が誕生しました。

レストラン、映画館、スーパーマーケット、ファッション、雑貨、キッズスペースなどが集まる複合施設です。

西武新宿線・西武池袋線の所沢駅西口から徒歩4分。かつては西武鉄道所沢車両工場があった場所です。

内覧会の日、エミテラス2階エントランスの様子。オープン前から建物を取り囲むように待機列ができています。残暑の日差しが照りつける中、日傘を差して会場待ちをする人々の姿がありました。

2階フロアを歩いていくと広々とした空間「センターコート」が見えてきます。547インチの大画面モニターが設置され、3階部分は吹き抜けになっていて開放感があります。

ここでは様々なイベントが行われるそうです。埼玉西武ライオンズの試合のパブリックビューイングも行われるとか。大画面での観戦、迫力ありそうです。

この日はスマートフォンからデジタル花火を打ち上げるイベントに参加することができました。様々なメッセージ花火が楽しいです。

 

 

1階のフードコートです。食事やティータイム、シーンに合わせた座席が用意されています。

「ファミリーラウンジ」には椅子席やソファー席に加え、離乳食の赤ちゃんと向かい合わせで食事ができるスペースが用意されています。

靴を脱いでくつろげる小上がり空間もあります。横に赤ちゃんを寝かせておいて食事できるのはとても助かります。

 

4階にもくつろげる空間が。「そらくもひろば」です。

「なかひろば」と「そとひろば」があり、なかひろばにもたくさんの椅子、ソファーがありくつろげる空間になっています。

クッション性のある素材で作られた空間でよちよち歩きの子どもが遊んでいて、さながら児童館のようです。

そとひろばは所沢の街並みが見渡せ開放感があります。

遠くに都心のビル群も見えます。

エミテラスには西武鉄道所沢車両工場跡地を感じられる場所もあります。

1つ目は西武線2000系のシュミレーター展示。西武鉄道といえば黄色の車体にシルバーのドア。学生時代から毎日のようにお世話になりました。

2つ目は引き込み線跡。向こう側は所沢駅です。工場で作られた車両はこのルートを通って線路内に入っていきました。

そして3つ目。エミテラス開業からおよそ1ヶ月「おとぎ電車」がやってきました。

所沢車両工場で製作され、かつて遊園地前駅からユネスコ村駅の間で客車を引いていた車両です。可愛らしい姿からおとぎ電車と呼ばれていました。

 

ぐるっとエミテラスを見てきましたが、子どもがのびのびできる空間がとても多いと感じました。

そして大人もストレスなく見守れる。疲れてもちょっと座って休めるスペースがたくさん。一日中過ごせます。

これまで西武線で池袋や新宿に出かけていた人も所沢に行きたくなる。所沢近辺に住んでいる人も所沢で過ごしたくなる。そんな場所でした。

 

以前、ベビーカーに乗った娘と新名所を探訪したコラム「子連れでヒカリエ」を書きました。

あれから12年すっかりお姉さんになった娘とエミテラスを探訪してお母さん感無量です。

1階フードコートにて。外には子どもが走り回れる芝生があります。

子どもが小さい時にエミテラスのような場所があるって羨ましいです!

2024年10月

増子瑞穂

 

 

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