秋にマッシー通信でとりあげた山手線の新型車両E235系。中吊りに色とりどりの襷(たすき)。2018年1月2日、3日に行われる第94回箱根駅伝出場校の襷です。お正月の箱根駅伝に向けて今、箱根駅伝一色の車両が走っています。襷は左から4連覇を狙う青山学院大学、前回2位の東洋大学、そして右端に関東学生連合。布地に印刷されたものですが、刺繍の質感など、実際の襷がリアルに再現されています。
中吊りだけではなく、壁の広告部分、ドア上部以外の車内モニター映像も箱根駅伝。(ドア上部は運行案内です。そりゃそうですよね)。車内モニターでは出場校の見どころが紹介されています。説明テロップの色も各校の襷の色に合わせるというこだわりようです。
この箱根駅伝車両、数ある山手線車両のうち、たった一編成だけです。出会える確率はかなり低い。けれども見つけるコツがいくつかあります。
まず、新型の車両であること。旧型の車両は全面がシルバーですが新型車両は鮮やかなグリーンです。遠目に見ても分かります。
ただ新型車両、以前に比べ数が増えてきました。しかも外側はラッピングされていないので、新型が分かっても箱根駅伝車両かどうか、ぱっと見わかりません。
そこで番号に注目です。箱根駅伝の襷を乗せた新型車両の番号は「04」です。車両正面の真ん中左あたりに04と書かれている車両を探してください。
そして見つける場所にもコツがあります。島型のホームがオススメです。島型とは一つのホームに線路が2本、山手線の場合は内回りと外回り2本の電車が走るホームです。山手線だと大塚駅、駒込駅などがこれにあたります。島型でないと、例えば向かいのホームに電車を見つけたとしても階段を上って降りて…間に合わないですね。
そしてアプリも参考になります。JR東日本アプリでは山手線の運行情報をリアルタイムで表示しています。新型車両がどこを走っているかも表示しています。これは助かります。ただ04番がどれかまでかは分かりません。この箱根駅伝車両の期間だけ、04番のアイコンにぜひ襷をかけたデザインにしてほしいです。箱根駅伝車両は箱根駅伝が行われる2018年1月2日まで運行する予定です。箱根駅伝車両、年の瀬にそんなヒマないよ!という声も聞こえてきそうですがお時間あれば探してみてください。
箱根駅伝がより楽しくなる日テレのサイトも立ち上がっています。第91回大会、青山学院大学時代の始まり、新しい山の神、神野大地選手の素晴らしい山登り、そしてふらふらになりながらも襷を繋いだ駒澤大学の馬場翔大選手。胸が熱くなるシーンがよみがえります。
待ち遠しい第94回箱根駅伝、日本大学は出場ならずでした。日頃、日芸卒という感覚はありますが、日大卒という自覚は乏しく。(私を含めこういう卒業生多いです)。年に一度、日大卒という気持ちにちょっぴりなるのが箱根駅伝。今回は少し寂しいです。普段、日大卒意識がないのに勝手なものです。
2017年もマッシー通信をご覧いただきありがとうございました。2018年が皆様にとって素晴らしい年となりますように。
追記:このクリスマス、サンタさんは息子に山手線新型車両E235系のプラレールを持ってきてくれたようです。
JR東日本アプリ