男と女 ー 新しい時代のカタチ? 連載96

ところで、「ご夫婦が長持ちする秘訣はなんでしょうかねェ~」と尋ねる旅人。 「諦めだよッ!」と、地元の老人・・・。 「そのセリフ、そっくり私が言いたい事だよ・・・」と。 そんな様々な地方を訪ねる旅番組を見たことがあった。人生の山や谷を幾つも越 …

ガラバゴス化する製品? デザイン ? 連載95

i-pad、そしてi-phone G4と相次いで話題の情報端末機器が発売された。 予約があるにもかかわらず一刻も早く手にしたいのだと胸ふくらませての行列、徹夜組もあって熱狂的なマック・フアンが増えているようだ。 特に、i-padは大学ノート …

「わくわく感」を捉える鋭い感性を研ぎ澄ませ 連載94

新興国メーカーによるキヤッチアップが続き、「日本を超えた」とも、「技術的優位性はなくなった」ともいう強気なコメントを聞くことが多くなった。 確かに、そこに目指す製品があれば、あらゆる力をそこに集中し、製品を分析・分解し、再構築することは比較 …

さよなら愛しの2G 連載77

さよなら愛しの2G 連載77

2011年7月24日といえば。 アナログテレビ放送が終了し、デジタル放送へと完全移行する日。 CMも放送されキャンペーンも展開され多くの人が知るところでしょう。オリンピックや省エネに配慮したテレビのエコポイントが3月いっぱいで終了することも …

道標シリーズ–鳩と鴉のブロンズ 連載93

歴史上の著名な作家のものだと「陶器」や「掛け軸」が持ち込まれ、あるいは、子供時代に遊んだと言う「オモチヤ」が出展されるという、「何でも鑑定団」・・・。 依頼人の真贋を見極める眼が問われることにもなるが、なによりも、そこここに所有されているあ …

創造力は、東洋哲学の氣から 連載10

創造力は、東洋哲学の氣から 連載10

映画『クンドゥン』が教えてくれる東洋哲学の極み     1989年にノーベル平和賞を受賞したチベットのダライ・ラマ14世の、リインカネーション(輪廻転生)からインド亡命までの半生を描いた、映画『クンドゥン』(原題Kundun、監督マーティン …

ジャパン・ブランド、信頼のゆらぎ 連載91

いまや、世界最大の家電生産・輸出国でもある中国・・・。 テレビやDVD、エアコン、冷蔵庫、パソコンやディスプレー、そして、携帯電話など。生産するのは10数社の総合家電メーカーで、国内や諸外国への輸出で販売を競っているのだ。 それらのメーカが …

アジアの中の日本 連載90

国際社会で日本が生きること 日本はアジアではない・・・。 昨年、世界的な規模で行われたという、「国際アンケート」からはそう読み取れるのだ。 世界の人々の平均的な見方では、日本は欧米なのだ。 私にとっては考もしなかったこと・・・。 地理的なこ …

脳は創造の種と根っこ 連載8

脳は創造の種と根っこ 連載8

実り多き秋も深まり美味しい食材が味覚や嗅覚、視覚を楽しませています。 私は、非日常的で格別な氣分を殻つき胡桃(くるみ)で味わうのが好きです。 殻を割りながら上手く形をとどめた実が取れた時には口に入れる手を休め胡桃の複雑で入り混んだ面白い形に …