形象―継承の系譜 連載180

のちに印象派の父とも呼ばれ、19世紀フランスを代表する画家エドウアール・マネ(1832-1883)は、創作の糧を得ようとスペインに旅した。 王室の収集品が並ぶ世界屈指の美の殿堂といわれるプラド美術館を訪れパリのルーブルでも観ていたスペイン絵 …

近頃の若者は!賛美 連載110

近頃の若者は!賛美 連載110

アメリカンフットボールに情熱を傾ける日大生である若者をロボットのようにマインドコントロールで遠隔操作したとしか想えない相手チームのクォーターバックへの傷害問題は、昔ながらの絶対服従の悪い意味での”ど根性”風「体育会系」論なのかフェア精神を基 …

さよなら、エレエス問題

さよなら、エレエス問題

この春、最寄り駅にエレベーターとエスカレーターが設置されました!バンザーイ!バンザーイ!!バンザーイ!!! 変なテンションですみません。私が住んでいる最寄り駅の北口側には、長年エレベーターもエスカレーターもありませんでした。40段以上ある急 …

探し求めていた道が 連載179

 私たちに強烈な印象を与えた“太陽の塔”は、1970年にアジア圏は言うまもなく、我が国が初めて行なった『日本万国博覧会のシンボル』として作られたもの。抽象芸術を代表する岡本太郎の作だ。南青山にある『岡本太郎記念館』は、1954年から84歳で …

ラ・フォル・ジュルネがクラシック音楽を氣軽に   連載109

ラ・フォル・ジュルネがクラシック音楽を氣軽に 連載109

クラシック音楽は高根の花?、「お高いイメージ」、高尚な趣味?そうしたのは誰!とっつきにくいイメージに想われがちなクラシック音楽。カジュアルな和気あいあいとした誰でも楽しめるクラシック音楽を目指すラ・フォル・ジュルネが実績と共にクラシック音楽 …

7年目と2年目の春

7年目と2年目の春

桜の開花から満開、そして桜吹雪になるまで今年はあっという間でした。新年度、小学校の入学式はつつじが咲いています。 今年「東京くらし防災」という冊子が東京都から発行されました。ショッキングピンクの表紙と可愛らしいイラストが目を引きます。防災へ …

まさか14歳の子供が! 連載178

「ここまで連勝するとは‥‥」。 新人らしからぬ少年の参入にも高をくくっていた若手や古参棋士も心中穏やかではなかったろう。慌ててAI思考時代の天才と言われ始めた藤井四段を徹底的に研究することに。同じように、幼児期には神童、天才と言われプロ入り …

インフルエンサー(influencer) 連載108

インフルエンサー(influencer) 連載108

デジタル社会の多様性に応えた新しい情報拡散の担い手であるインフルエンサーに注目が集まっています。 紙媒体の限界と画像・映像の濃密情報がダイレクトに見れる時代の趨勢を感じさせます。 ユーチューブ、ツイッター、インスタグラムなどソーシャルメディ …

友チョコから考える

友チョコから考える

バレンタインシーズン、小学1年生の娘が女の子数人からバレンタインのお菓子をもらいました。いわゆる友チョコです。娘はもらう一方で、友チョコをあげたい気持ちはあまりないよう。上がお兄ちゃんだからでしょうか。上にお姉ちゃんがいると真似をして、下の …

タブーに挑む決断力 -アイデアは楽しく、面白く 連載177

そういえば、本屋で平積みされていたのを見たような気がする。 それが、まさか「うんこ」のイラストだったとは・・・。 それにしても、なぜ、「うんこ漢字ドリル」なんだろう? そのドリル、例文の全てにも「うんこ」という言葉やイラストを使ったと言うの …